会期
2025年
2025年
2月12(水3月7(金
会場
新宿髙島屋
新宿髙島屋
オリエ アー?ギャラリー

REIJINSHA GALLERY
ゆう画廊/B-gallery
  • 開催日?時間は変更になる場合があります。
  • 画廊によって、開催日?営業時間が
    異なりますのでご注意ください。

入場無料 入場無料

東北芸術工科大学は、蔵王山の麓に公設民営大学として、1992年に開学しました。高台にあるキャンパスからは山形市の町並みが一望でき、大学の裏に目を向ければ一転大自然が広がります。これら全てが私たちのフィールドとなり、多くの学生たちは様々なプロジェクトを通しアトリエから地域へと飛び出して行きます。山形には日本の社会問題の縮図があると言われ、都市や集落や自然、そして地元の方々と接することで、自身の作品のテーマに繋がるヒントを得ながら、大きく成長していきます。このような環境での学びが本学の学生に、他にない作品を生み出させるのではないでしょうか。
「TUAD ART-LINKS 2025」は今回で10回目の開催となります。作家を目指し動き出したもの、卒業後仕事と制作を両立しながら頑張ろうとしているものたちに発表の機会を与えるべく、多くのギャラリーが企画展という形でご協力いただき開催して参りました。本企画を駆け出しの作家のマナーや販売方法、キャリア形成などを教えていただく教育の場としてそれぞれの会場がご理解いただき、卒業生、大学とも持続的な関係を結べていることに、感謝の言葉しかございません。東北の地で育まれた感性の数々をぜひご高覧ください。

深井聡一郎

東北芸術工科大学 大学院芸術工学研究科長

卒業生のその後の作家活動を支援する試みとして2015年に小さく始まった「卒業生支援プログラム」は、「TUAD Spring Art Fair」「TUAD ART WALK」「TUAD ART-LINKS」と名称を変えながら大きく成長し、数多くの在京アートギャラリーや百貨店さまのご協力を得ながら、10年で10回の開催を続けてまいりました。その間パンデミックも経て急速に社会状況も様変わりし、アーティストの作品の見せ方やあり方も変化してまいりましたので、一旦この10年目を区切りとし、今後の時代を見据えた新たな卒業生支援を打ち出していきたいと考えています。アーティストとは単なる職業ではなく「生き方」です。卒業生のそれぞれの人生において、たとえそれがどんな状況にあっても、コンスタントに作品を作り続け、発表し続けていくこと。人生の全体を通して真のアーティストであってほしいと願っています。このプロジェクトのこれまでの10年間を支えてくださった多くの関係者さま、そしてこの場でお会いできた全ての人々に感謝いたしますと共に、創作し続ける卒業生の人生をこれからも見つめ続けていきたいと思います。

中山ダイスケ

東北芸術工科大学 学長

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