波佐見高等学校(長崎県)
中島渚奈美/橋本朔良/原口彩
災害が発生し避難生活を強いられた際に必要な、椅子やベッド、机、収納など、様々に変形する折りたたみ式家具のアイデアです。
椅子やベッド、机などが、手品のようにパタパタ変形する家具を想像するとワクワクします。被災生活で接する頻度の高いご高齢者や女性を考慮した、温かみのある素材、軽さ、収納性を考慮した家具を提案しています。「座れる」「たためる」という家具の多機能をアピールするときに、被災地生活者の方のニーズに「どのように応えたか」を、家具ごとに根拠を伝えることができればさらに説得力が出てきます。避難所を丁寧に調査することで、さらに細やかな生活場面で必要になると思われるプロダクト(救急箱の収納スペース、車椅子、トイレなど)のアイデアも出てきそうです。また普段からの防災意識づくりに活用できるアイデアにもなると思いました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード